北海道・帯広の夏を彩る「勝毎花火大会2025」は、例年20万人以上が来場する全国有数の花火イベントです。
その人気ゆえに、会場周辺の道路は早い時間帯から大混雑。
交通規制もあり、車で直接アクセスすることはとても困難です。
そんな中、毎年多くの来場者に利用されているのが特設駐車場とシャトルバス。
帯広市郊外に設置された広い駐車場に車を停め、シャトルバスでスムーズに会場へ向かうスタイルは、渋滞ストレスを大幅に軽減できる移動手段として年々注目を集めています。
この記事では、勝毎花火大会2025で運行予定のシャトルバスの乗り場、運行時間、料金、利用時の注意点まで徹底解説!
快適なアクセスと余裕ある観覧のために、ぜひ事前の計画にお役立てください。
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シャトルバスを利用するメリット
勝毎花火大会は、例年20万人以上が帯広市に集まるビッグイベントです。
会場周辺は、14:00頃から急激に混雑が始まり、特に車での直接乗り入れは交通規制と駐車場不足により、かなりのリスクを伴います。
そこで注目したいのが、郊外から会場までを結ぶ「シャトルバス」の存在です。
会場付近は通行止めや一方通行が多く、車での直接乗り入れはほぼ不可能といえます。
しかし、特設駐車場(郊外)からシャトルバスを利用することで、スムーズに会場へアクセスできます。
特設駐車場は、有料観覧チケットを購入した方限定で利用可能となりますが、数百台〜数千台規模の広さがあり、通常の市街地よりも駐車しやすいのが魅力。
また、歩いて30分以上かかる距離を、バスなら10〜20分で到着することができるので、花火前の暑さや疲れを回避でき、体力を温存できます。
花火終了後も安心して帰れる
花火大会後は一斉に人が移動し、交通は混乱します。
シャトルバスは大会公式が運行しているため、混雑を見越して便数が確保されており、安全に駐車場や駅まで戻れるのが大きなメリットです。
また、シャトルバスの乗り場やルートは、公式ホームページで案内されており、現地の案内スタッフもとても親切に対応してくれます。
「土地勘がないから不安…」という方でも、駐車場→シャトルバス→花火会場への流れがスムーズで、安心して利用できます。
2025年 シャトルバス発着所と特設駐車場(予定)
勝毎花火大会では、例年帯広市郊外に数カ所の特設駐車場が設けられ、それぞれからシャトルバスが会場近くまで運行されます。
ここでは、2024年の運行実績をもとに、2025年にも使用されると見込まれる主要発着所と特設駐車場を紹介します。
車で移動の場合(高速道路 or 一般道)
・北愛国交流広場(最大級の特設駐車場)
【収容台数】約1,000台以上(過去実績)
【ポイント】十勝エリア最大級の特設駐車場。バスの発着台数も多く、回転率が高い
【シャトルバス】13:00〜16:30(30分おき) , 16:30〜18:30(15分おき)
【所要時間】会場まで約15分〜20分
【注意点】周辺道路が渋滞しやすいので、早めの来場が吉
・アグリアリーナ(音更町エリア/アクセス良好)
【収容台数】約800台(無料/過去実績)
【ポイント】帯広音更ICからのアクセス抜群。十勝川温泉方面から来る人に便利
【シャトルバス】13:00〜16:30(30分おき) , 16:30〜18:30(15分おき)
【所要時間】シャトルバスで約15分
【注意点】毎年人気のため満車になるのが早い。午前中の利用が理想
JRや高速バス利用の場合
JRや高速バスで帯広入りする方におすすめなのが、シャトルバスの利用です。
例年、帯広駅北口臨時停留所より大通り4丁目まで、臨時のシャトルバスが運行されます。
シャトルバスは、17:00〜19:00の間、10分間隔で随時運行します。
バス降り場の大通り4丁目から会場までは、徒歩で約10分ほどです。
料金は片道、大人200円、子供100円の予定です。
また、帯広駅バスターミナルより、17:00まで通常の路線バスが運行しています。
系統名 | 行き先 | 大人料金 | 子供料金 |
3-1 | 柏葉高/南商線 | 180円 | 90円 |
41 | 音更線 | 180円 | 90円 |
45 | 十勝川温泉線 | 180円 | 90円 |
49 | 上士幌線 | 180円 | 90円 |
51 | ぬかびら線 | 180円 | 90円 |
70 | 大空団地線 | 180円 | 90円 |
2025年も例年通りこれらの駐車場が開設される見込みです。
最新情報は6月以降に公式サイトで発表されるので、事前に確認と計画を立てることが重要です。
どっちの発着所がおすすめなの?
勝毎花火大会のシャトルバスは便利ですが、発着所によって混雑状況やアクセス性が大きく異なります。
ここでは、各発着所の特徴を比較しながら、目的別のおすすめルートをご提案します。
北愛国交流広場特設駐車場|収容台数が多く安心したい人向け
北愛国交流広場特設駐車場のメリットは、駐車台数が多くて駐車しやすいのが特徴です。
シャトルバスも頻繁に運行しているので、とても便利に利用することができます。
しかし、花火大会の開場間際の時間帯や花火終了後の出入口が渋滞しやすいのがデメリットです。
ファミリーや土地感に不慣れな人におすすめします。
アグリアリーナ特設駐車場|アクセス重視&ICから近い人向け
アグリアリーナ特設駐車場は、音更帯広ICの直ぐ横に位置するので、道東道利用者にはとても便利な場所にあります。
会場まで約15分ほどで移動できるので、毎年人気で満車になるのが早いのがデメリットです。
十勝川温泉のホテルに宿泊予定の方や遠方から高速で来る人におすすめします。
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シャトルバス利用時の注意点とアドバイス
勝毎花火大会のシャトルバスは非常に便利な手段ですが、「便利だからこそ混雑する」という側面もあります。
スムーズに移動するためには、事前準備と時間の使い方がカギになります。
以下に、実際の体験談や地元の声をもとにした注意点とアドバイスをまとめました。
花火大会終了後の帰りは大混雑
花火終了後(21:00頃)は一斉に帰宅が始まり、シャトルバス乗り場には長蛇の列ができます。
特に北愛国交流広場やアグリアリーナ行きは集中しやすく、バスに乗るまで30〜60分待ちになることも。
なので、少し早め(20:40頃)に会場をあとにするのも得策です。
駅周辺やホテル宿泊者は、終了後に時間をずらして移動するのも良いでしょう。
また、万が一雨が降った場合には、待機列に屋根がない場所も多く、足元がぬかるみ、傘では対応しきれないことも。
濡れた状態でバスに乗るのは不快感が強く、他の乗客とのトラブルになることもあります。
レインコート、タオルがあると安心です。
そして、シャトルバスの最終便に注意しましょう。
帰りの最終便に間に合わないと、自力で数キロも歩く羽目になることも。
小さな子ども連れや高齢者にとっては、大きな負担になります。
最終便の時刻を事前に確認しておき、会場周辺での滞在を長引かせすぎないよう注意が必要です。
まとめアドバイス:
シャトルバスは便利な反面、「人の動き」が集中する時間帯をいかに避けるかが成功のカギ。
スケジュールに余裕を持ち、事前準備を万全にすることで、快適に大会を楽しめます!
まとめ
勝毎花火大会2025を快適に楽しむためには、混雑を避ける移動手段の確保が鍵となります。
その中でも、シャトルバスは郊外の特設駐車場から会場までを結ぶ、非常に効率的な交通手段です。
会場周辺は交通規制や渋滞が激しく、車で直接アクセスするのは非現実的。
シャトルバスを使えば、広々とした駐車場に余裕を持って車を停め、混雑を回避しながらスムーズに移動できます。
北愛国交流広場やアグリアリーナなどの主要発着所は、立地や混雑傾向が異なるため、自分の出発地や旅のスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
また、運行時間・料金・最終便の確認は必須です。
混雑回避と安全な移動を実現するためにも、この記事を参考に計画的な移動手段を選択し、2025年の勝毎花火大会を心から楽しんでください。
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